2008年10月にたちあげ、2012年4月からは24時間体制の在宅療養診療所として活動中です。
月1回以上の定期的な診察(訪問診療)を住み慣れたご自宅で行います。
診察時には、処置に必要なものを保険の範囲内で提供し、採血検査も受けられます。
外来とは異なり院外処方を採用しているので、調剤薬局の薬剤指導と組み合わせると、診察後にお薬が自宅に届き、薬剤師の説明や残薬管理を受けられます。
初回訪問後は、24時間電話相談に対応できますが、当院の訪問診療では、24時間対応の訪問看護ステーションとの契約を必ずお願いしています。
必要に応じて臨時の診察(往診)に伺います。
夜間休日は、医師や看護師は自宅待機で病院内に泊まっていないため、到着までに時間がかかります。
予期せぬ病状変化や、自宅対応が困難な病状の場合は、当院外来・海老名総合病院・座間総合病院と連携して対応にあたります。
最期まで自宅で過ごしたいという方についても、意思決定のための支援を行い、ご希望に添えるよう尽力いたします。訪問診療を受けるからといって、入院や施設入所ができなくなるわけではございません。ご本人の望む場所で過ごせるよう、医療ソーシャルワーカーやケアマネージャーと協力して、お手伝いいたします。
在宅診療のご案内一昔前の、「風邪をひいたときの往診」とは異なり、病状が安定しているときから定期的にご自宅で診察を行うことを、「訪問診療」と呼んでいます。ご自宅が外来診察室の代わりとなり、医師が診察や検査を行い、投薬内容を決定します。
医療機関に通院中・入院中の方で、
が対象となります。訪問地域は、海老名市・綾瀬市・座間市になります。
疾患や介護度による区別は行っておらず、依頼の5-6割が悪性疾患、4-5割は非悪性疾患です。悪性疾患に対する抗がん剤投与は内服であっても対応しておりませんので専門科への通院が必要です。また小児は対応しておりません。
医療用麻薬を含めた持続皮下注射や点滴等を用いた在宅緩和ケア、在宅酸素・在宅中心静脈栄養管理・尿道カテーテルやストマ・胃ろう管理等を行っております。胸水・腹水管理等は外来処置を組み合わせて在宅対応しております。
医療保険・介護保険の請求があります。
負担割合や病名・処置に応じて金額が変わるので、詳しい料金については外来面談時に説明します。
申し込み受付後、外来で面談を行ってから、初回訪問日が決定いたします
上記あわせて一時間ほどになります
ご本人が来院できない場合は、ご家族等代理の方だけでも受診できます。
訪問診療に関する詳しい説明をお聞きになりたい方は、主治医・看護師にお尋ねください。