診療科・部門

人員体制

海老名メディカルプラザ栄養科では、以下の体制で業務にあたっています。(2025年11月現在)

体制 主な資格
管理栄養士6名(常勤2、非常勤4) 日本糖尿病療養指導士、病態栄養専門管理栄養士

業務内容

海老名メディカルプラザ栄養科では、以下のようなサポートを行っています。

それぞれについて、詳しくご紹介します。

個人栄養食事指導

医師の指示のもと、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病に対する個人栄養指導を行っています。
一人ひとりの体調や生活環境に合わせて、継続しやすい食生活の工夫をご提案し、健康の維持・改善を支援します。

栄養指導をご検討いただきたい方
  • 血糖値や血圧、中性脂肪などが高めと指摘された方
  • 長期通院中で、最近数値が悪化してきた方
  • 生活習慣の見直しを勧められた方

このような方を対象に、管理栄養士が丁寧に対応します。

相談時間 1回の時間 対象となる疾患 費用
9:00~13:00 初回30分
2回目以降 20分
糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病
肥満症、高血圧症、消化管術後等
200~780円
14:00~17:00

※1)診察状況等により予約時間に変更が生じる場合がございます。
※2)土曜日午後、日曜・祝日は休診です。
※3)主治医の指示のない栄養指導は行っておりません。
※4)医療保険(1割~3割)の範囲内で費用負担が生じます(200円~780円)

集団栄養食事指導

糖尿病専門医、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、臨床検査技師、歯科衛生士の7つの専門職がチームとなり、集団指導を行っております。
県内の医療機関においても、これほど多くの職種が連携して指導にあたる例は非常に珍しく、当院の大きな特色となっております。
それぞれの専門性を活かし、多角的かつ包括的に健康を支える体制を整えております。

医師(糖尿病専門医)
糖尿病とは(概要、治療の基本)
看護師
糖尿病の合併症について
薬剤師
薬物療法(薬の種類・作用)
理学療法士
運動療法(運動の効果・方法)
管理栄養士
食事療法(食事の基本)
臨床検査技師
検査項目について(尿検査・採血結果等)
歯科衛生士
歯周病について

ご希望の方は、診察時・個人栄養指導時に主治医・管理栄養士へお申し出ください

開催日 時間 費用
毎月第4火曜日 14:00~16:30頃 80~240円

保険診療の場合

※1)患者さん1名につきご家族様1名まで参加可能です。
※2)医療保険(1割~3割)の範囲内で費用負担が生じます(80円~240円)

集団指導では、糖尿病の全体像についてのお話しとなるため、その後のフォローアップ体制を整えております。集団指導をお受けになられた後は、医師の診察時に合わせて個人指導を行い、より具体的なプランのご提案や目標設定などを一緒に考えてまいります。
参加された方の多くが、集団指導を受けてよかったとお答えになっております。
ご家族と一緒に参加される方もおりますので、是非この機会にお申込み下さい!

集団指導(糖尿病教室) 個人栄養食事指導
  • 7職種による講義
  • 糖尿病の全体像、基本的な部分の話
  • 生活背景、食事内容の聞き取り
  • 集団指導内容の振り返り
  • 具体的なプラン提案や目標設定

糖尿病透析予防プログラム

糖尿病による腎症の進行を防ぎ、透析を予防することを目的としたプログラムです。医師・看護師・管理栄養士がチームで関わり、病気の正しい理解や治療のポイント、日常生活で気をつけたい食事や運動などについてわかりやすくお伝えします。ご家族の同席も可能です。透析を防ぐための第一歩として、ぜひご参加ください。

開催日 時間 費用
毎週水曜日 14:00~17:00 350~1,050円
  • ※1 医師による診察、看護師による療養相談、管理栄養士による栄養指導を必ずセットで行うプログラムです。
  • ※2 医療保険(1割~3割)の範囲内で費用負担が生じます(350円~1,050円)

体組成測定(Inbody)

腎機能が低下している方、肝機能障害のある方を対象に体組成測定を実施しております。
Inbodyは筋肉量、体水分量、体脂肪量等を数値化して測定を行うことができます。
測定結果をもとに筋肉量・栄養状態の変化や改善点を確認し、栄養指導やフレイル・サルコペニア予防に取り組んでいます。

時間 対象 料金
9時~13時 eGFR30未満の方、肝硬変の方 30~180円
14時~17時
  • ※1 土曜・日曜・祝日は実施しておりません。
  • ※2 個人栄養指導と併せて実施しておりますので、体組成測定のみのご予約は受け付けておりません。
  • ※3 腎機能の低下を認める方(eGFR30未満の方)、肝硬変の方を対象としております。
  • ※4 医療保険(1割~3割)の範囲内で費用負担が生じます(200円~780円)

手術前後の栄養サポート

胃がんや大腸がんの手術を受けられる方の中には、手術前から十分に食事がとれず、体重が減ってしまっている方もいらっしゃいます。
このように栄養状態が低下したまま手術を受けると、感染症や合併症のリスクが高まり、入院期間が長引いたり、退院後の回復が遅れることがあります。
日本静脈経腸栄養学会のガイドラインでも、栄養状態が悪い場合は術前からの栄養療法が必要とされています。

そこで当栄養科では、手術を控えた患者さまに対して、次のようなサポートを行っています。

栄養状態の評価

  • MNA-SF
  • 体重、血液検査

食生活支援

  • 食事内容の調整

病院食の摂取

  • 術後の食事に備えた準備
    (イメージ形成)

退院後に向けた栄養指導

体重減少の予防

  • 食べ方の工夫
  • 食事量の確認と調整

継続的なサポート

  • 不安や疑問の相談対応
  • 必要に応じた栄養指導
術前
栄養状態が良いほど、術後の回復がスムーズになります
入院中
病院食を通じて、術後の食事をイメージしながら準備します
退院後
体重減少を防ぎ、安心して食生活を続けられるようサポートします

患者さまが「食べること」に安心して取り組めるよう、手術前から退院後まで、しっかりサポートしてまいります。

在宅訪問栄養食事指導

海老名メディカルプラザ在宅診療科では、医師の指示のもと管理栄養士が患者さん宅を訪れ訪問栄養食事指導を行っております。(介護保険による居宅療養管理指導)当院へ通院困難な方で、訪問診療をご利用になられている方が対象となります。

対象患者さんの特徴

  • 海老名総合病院を退院後に訪問診療をご利用になられる方
  • もともと海老名メディカルプラザの訪問診療をご利用になっている方
  • 経腸栄養管理(鼻、胃にチューブを通して栄養剤を投与する方法)を行っている方
  • 嚥下障害(飲み込みが上手に出来ない)がある方
  • 体重減少傾向の方
  • 食事が偏っている方 等

栄養状態に何らかの問題を抱えている場合がほとんどです。

このような不安を解消し、ご自宅で安全に過ごしていただけるよう多職種と連携をはかりながら、日常生活(ADL)の維持・向上や生活の質(QOL)に配慮した在宅療養支援を行っております。

地域活動

私たち栄養科では、地域の方や患者さんと直接関わる活動を大切にしています。
糖尿病ウォークラリーや患者会活動など、皆さまと一緒に健康を考える取り組みを積極的に行っています。こうした取り組みを通じて、地域のつながりや支え合いを育んでいきます。

歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー

引用:ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

日本糖尿病協会、神奈川県糖尿協会、日本健康運動指導士会共催のイベントです。
糖尿病の患者さんと医師、看護師、理学療法士、管理栄養士等のスタッフが参加し、年1回、金沢動物園や横浜動物園ズーラシアで開催されています。コース図にしたがってチェックポイントを探し、クイズを解きながらウォーキングをします。
糖尿病のある方とそのご家族やご友人もお誘いの上、ご参加いただけます。

糖尿病患者会活動「けやきの会」

糖尿病に関する勉強会や当院の患者さん同士、スタッフとコミュニケーションを深め、より良い療養行動で生活が送れることを目的にしています。年に数回、イベントも開催しております。

今年度は患者さん数名と医師、看護師、理学療法士、管理栄養士等のスタッフが参加し、相模三川公園でウォーキングをしました。河川敷に設置されている運動器具を利用したり、スタッフが出題するクイズをみんなで解いたりと、和気あいあいとした雰囲気で楽しんでいただけました。ご家族やご友人をお誘いの上ご参加いただけます。

入会いただきますと、日本糖尿病協会が発行している『月刊糖尿病ライフ さかえ』が届きます。

世界糖尿病デーイベント

11月14日は世界糖尿病デーです。海老名メディカルプラザでも毎年イベントを開催しています。医師による講演会に加え、看護師、理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士、薬剤師、臨床検査技師それぞれがブースを設営し患者さんと直接お話できる機会を設けています。

糖尿病センター長による講演会

歯科衛生士による歯科相談

管理栄養士による栄養相談

臨床検査技師による頸動脈エコー体験

実績

当院は、大規模クリニックであり、外来栄養食事指導が栄養科の主たる業務のため、栄養指導件数が業務評価のひとつの指標となります。

個人栄養食事指導件数

令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
件数 4,951件 6,729件 6,706件 6,291件 5,183件

栄養指導においては、糖尿病センター(糖尿病)からの依頼が全体の50%を占めています。次いで、内科(脂質異常症や高血圧症等)、外科(手術前後)の順となっております。

図1 令和6年度 個人栄養指導における診療科別内訳(%)

図2 過去7年間における個人栄養食事指導件数の推移(:新規 :継続)

図3 集団栄養指導件数(2024年10月~)12月・8月は未開催

月平均427件(令和6年度実績)行っております。多くの割合を占める75歳以上の後期高齢者は複数の併存疾患をお持ちであることが多く、単一疾患に対する栄養指導だけでは困難な場合が増えてきています。栄養指導を受けられたことによって、体力・筋力の低下や、栄養状態の悪化を来たさないよう、その方が今までどのように人生を歩んでこられたか、これからの人生をどのように過ごしたいのかといった人生観や、長年の食習慣などを十分お伺いした上で栄養指導を行うよう心がけています。

健康・栄養情報

栄養科では、生活習慣の重症化予防、低栄養予防として必要な方への栄養指導を行っております。しかしながら、人的な問題や時間的な制約もあり、通院されている方全員に栄養指導を行うことができない現状があります。
そこで、栄養指導に来られない方々やご家族に対して、少しでも食生活に気をつけていただきたく、健康・栄養情報の発信を行っています。

海老名メディカルプラザ3階下りエスカレーター脇に、健康・栄養に関する資料の展示を行っております。外来診療の待ち時間やお帰りの際に、是非お立ち寄りください。

1600kcalの食事(フードモデル)

健康・栄養に関する資料

資料一覧

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