私たちの仕事は、患者さんに効果的で安全な薬物療法をお受けいただけるようにすることです。医薬品が適正に使用されて患者さんに満足いただけることが私たちのやりがいであり、喜びでもあります。
薬剤科の基本方針
- 患者さんの立場で考え行動します
- 信頼される薬剤科であるよう常に自己研鑽します
- より働きやすい職場環境となるよう努めます
医薬品が適正に使用されるため、以下のような業務を行っています
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調剤
当院は、全て院内で調剤を行います。(在宅診療科のみ院外処方)
医師が発行した処方箋について、まず薬の用量・使用方法、他剤との相互作用などの内容が適切であるかを確認します。薬を取り揃え、患者さんが服用しやすいようなかたちにしてお渡しします。薬についての情報提供もさせていただきます。-
*「一包化調剤」 も行います
錠剤の種類が多い方や高齢の方には、朝食後・昼食後・夕食後のように同時に服用する薬を1回分ずつ一袋にまとめた状態にしてお渡しします。(お渡しまでにお時間がかかる場合があります。) -
*散剤やシロップ剤
小児や錠剤が飲めない方に対して処方・調剤されます。 - *お薬手帳をご活用ください。患者さんが使用されたお薬の大切な記録です。
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*お薬相談コーナーでは、患者さんからの相談をお受けしています。
時間 : 平日 8:30〜17:30、土曜日 8:30〜13:00
薬局窓口カウンターにお声をかけて下さい。
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*「一包化調剤」 も行います
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製剤
市販されていない特殊な医薬品を調製しています。特に、軟膏やローション剤など患者さんの症状にあわせて調製します。
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医薬品管理
医薬品の品質管理と数量管理を行います。治療に必要な薬剤を常に最良の状態で供給できるように、薬剤科内だけでなく、院内すべての薬剤に関して温度や湿度等の保管状況、有効期限をチェックします。また、1000を超える取り扱い品目が不足することのないよう、過剰にもならないよう、数量の管理を行います。
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医薬品情報管理(DI:Drug Information)
医薬品に関する情報を収集し、院内の各職種や患者さんに向けて必要な時に、必要な情報を提供します。
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在宅薬剤管理指導業務(在宅服薬指導)
在宅診療チームの一員として、他職種や地域の調剤薬局と連携しています。
在宅診療医師の依頼のもと、在宅服薬指導を行ないます。患者さんのご自宅に伺い、薬の作用や飲み方、使い方、保管方法などを説明し、きちんと服用されているかを確認します。その他、疑問や質問などにもお答えします。患者さんの病歴や副作用歴などを考慮し、医師の治療方針に基づいた適切な治療が行えるよう努力しています。
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治験
治験とは、新しく開発された薬が、国から医薬品として承認を受ける為に行う試験です。新しい医薬品の安全性や有効性を調べる為に必要なもので、患者さんの協力が必要な試験です。薬剤科では、治験で扱う医薬品の保管・管理を行います。
診察終了後は以下のような順序となります。
お薬の受け渡し方法
- 診察終了後、外来受付にお寄りください。
- お薬が処方された方には、会計時に領収書と「お薬引換券」をお渡しします。「お薬引換券」には「お薬番号」が記載されています。
- お薬ができましたら、薬局カウンター上の電光掲示板に「お薬番号」が表示されますので薬局カウンターにお越しください。
- この際、お薬引換券と診察券のご用意をお願いします。
- 薬局で診療科及びお名前の確認をさせていただき、お薬をお渡しします。
- お薬受取後は、お名前とお薬の内容(種類や日数など)をお確かめください。
お薬手帳の受け渡し方法
- 外来受付にて、お薬手帳が必要かを確認させていただきます。
- お薬手帳が必要な方は、会計前に薬局に以下のものをご提示ください。
※専用ホルダー入りの診察券
※お薬手帳 (新規の場合は不要) - 薬局では内容を確認後、患者さんよりお薬手帳をお預かりします。
- お薬手帳に必要事項を記載して、お薬と一緒にお渡しします。
製薬会社の方へ
日頃より、当院の診療活動にご協力いただき誠にありがとうございます。
「海老名総合病院・海老名メディカルプラザ・座間総合病院」の3施設での情報提供活動に際して、職員への面会は、あらかじめアポイントメントをお取りください。下記内容をご確認いただき、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。