診療科・部門

放射線技術科

業務内容と特徴

当科は、放射線科医師1名、診療放射線技師4名、受付事務2名で業務にあたっております。
私たち放射線科・放射線技術科は、各科の医師から頂いた依頼をもとにレントゲン写真の撮影及び診断を行っています。私たち放射線科医師・診療放射線技師スタッフは、診断・機械操作・X線の性質等を研究し、機械を整備・点検し、患者さん一人ひとりに最適な検査をお受けいただけるよう日々努力しております。放射線科・放射線技術科はプラザ2階放射線・エコー検査受付です。どうぞお気軽にご相談ください。

電話(代表) 046-292-0222
(放射線技術科 内線4210)

スタッフ紹介

放射線科医師 1名 日本医学放射線学会専門医
診療放射線技師 4名 胃がん検診専門技師:1名
マンモグラフィ技術試験認定取得技師:1名
受付事務 2名

(2017年2月現在)

装置・設備

X線診断装置紹介
一般撮影装置(DR) 4台
X線CT診断装置(64列マルチスライス) 1台
X線TV装置(DR) 1台
骨密度測定装置 1台

(2017年2月現在)

一般撮影装置

一般撮影室4部屋には立位または臥位どちらかの自動読み取り装置が設置されています。

フィルムが無くても写るんです!

富士フィルム社製のCR装置(コンピューターX線装置)を導入しました。この装置はレントゲンフィルムを使用せず、IP(イメージングプレート)というフィルムの代わりの板を使用してデジタル画像を撮影する装置です。簡単に言うとフィルムのカメラからデジタルカメラに買い換えたようなものです。

立位自動読取装置、臥位自動読取装置
画像確認もスピーディー!

CR装置には、デジタルカメラにあるような画像の拡大や濃度調整などの様々な機能があります。その中の自動濃度補正機能により、コンピューターが自動で写真の濃度を補正してくれます。また、撮影して約9秒後にはCR操査装置の画面に画像が表示されます。そして放射線技術科から約5分後には電子カルテに転送され医師のところに画像が届きます。その他にも次のような利点があります。

スピーディーな画像確認
  • 出来上がった写真を診察室まで運んでいただく手間がなくなりました。
  • 毎回同じような、診断に最適な写真濃度の画像を提供できます。
  • 写真濃度を後から調節できるため、再撮影が少なくなります。
  • フィルムの現像が無い為、撮影後の写真確認時間がほとんどありません。
  • 院内すべての電子カルテから画像参照ができるため、専門の医師による確認もスピードアップ。
CT検査室
最新型超高速全身コンピュータ断層撮影装置導入

当院では、従来より使用してきましたマルチ(4列)CT装置から、より患者さんへの負担も少なく、診断能力の高い、GEヘルスケア・ジャパン(株)製、最新型超高速全身用コンピュータ断層撮影装置64列マルチスライスCT「Optima 660Pro」を導入いたしました。

超高速ボリュームCT OptimaCT660Proシステム

超高速ボリュームCT OptimaCT660Proシステム

超高速ボリュームCT OptimaCT660Proシステム
ボリュームCTとは?

ボリュームCTは、下図の様に、ヘリカルCTとは撮影原理が基本的に異なります。人体の撮影領域を1断層ごとに撮影(従来型CT)するのではなく、複数の断面を同時にボリュームで撮影する方式です。1回の撮影で広範囲な人体の部位を撮影できるので、従来のCTより、短時間で広範囲な精密検査が可能となり、臨床診断能の向上が同時に得られます。また今まで撮影不可能であった心臓撮影も可能となりました。

ボリュームCTの特長
ボリュームCTによる検査時間は?

検査内容によっても異なりますが、ベッドに寝ているだけで最短数秒で撮影終了します。1回の撮影で同時に複数の輪切り像が得られるため、1回の呼吸停止で広範囲の撮影が可能です。

検査時間の目安
・胸部領域:2〜3秒 (従来は30秒程度)
・胸部〜骨盤領域:7〜8秒 (従来は45秒程度)
※ 従来の16倍のスピード
※ およそ半分の被ばく量

精細な三次元立体像
X線TV検査室
透視下による整復、抜釘などを行っております

レントゲンを画像で見ながら骨折や脱臼の整復が出来ます。
より適確な治療に役立ちます。

TV検査室
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